医療機器製造販売業許可を得るためには「総括製造販売責任者」の設置義務と,当該職務に学歴要件があることを書きました。
当社にはその資格者もいないことも。
「みなし」期間で何とか過ごしつつ,やっていることも。
「医学・薬学・歯学・工学の専門課程を大学等で終了した」者を雇用する努力もしました。
3年の実務経験を積ませればいいんですから。
でもなかなか零細企業では雇用できず。
色々考えてました。
この話最終です。
薬事法改正直後,「大学院はダメか?」という問い合わせに対し,「大学院は研究を学ぶ場であり,専門課程を修了したとは言えない」という回答をされました。
言われてみればその通りで,「医学研究」を学ぼうと思って岐阜大学大学院医学研究科の門をたたきました。
言ってみれば専門課程を終了せず「研究だけ学ぶ」ために入っているわけですから要件にはそわないです。
う~む。
そのために入ったわけでもないですが,モチベーションはダダ下がり。
特にセールス現場復帰の必然があって岐阜と関東との二重生活を始めたもので。
さらに,2年の学びの時間のおかげでドクターとの会話は予想以上にスムーズに。
売らなきゃ。
研究資金を稼ぐためにも,もっと売らなきゃ。
そこに対するリーマンショックをはじめとするカウンターパンチ。
諸々,色々あって売上低迷を一生懸命どうにかするのにとどまってしまい。
多分,大学院に行ってなければ,もっとひどいことになってました。
中小企業家同友会に入ってなければどうにもこうにもならない状況だったと思います。
でも,結局は現状維持もできずにもがき苦しんで。
それでも,「いろんな手」を思いつき始め。
四十は「惑わず」じゃなくて「惑わなくなり始めるかも」ってことなんですかね。
いろいろ気づき始めて。
「そうかっ」ってことをやり始めても結局「総括製造販売責任者」の手当てができなければ,人がいても,力があっても,原資があっても業許可が無くなり仕事ができなくなる・・・。
って不安と迷いがずっとありました。
本年業許可更新前に,真剣に考えました。
「売上が一時的にさらに低迷したとしても「俺が工学部に編入して大学をもう一回でる!!」。」
岐阜大学には二部(夜学)があったっけ・・・。
廃止されてるじゃん!!
名城大学は?
愛工大は?
みんな廃止じゃん?
名工大は?
お・あるじゃん。
編入ってどうすりゃいいんだろう・・・,問い合わせよう。
編入制度ありますか?→ありません。
じゃあ,どうやって応募すればいいっすか?→センター試験受けてください←40のおっさんにはムリです!!
万一入学できたら40のおっさんは教養課程もやるの? → はい
つまりは18の子と一緒に40のおっさんが体育するの? →はい
無理です。
センター試験はもう一度頑張ればという想いがあっても,18の子と一緒にもう一度体育やれと言われても。
そんな中で,もう一度岐阜県薬務水道課さんに問い合わせをし,「大学院」でダメかを確認しながら切実に訴えながら,業許可更新の時にも切実に訴えまして。
担当技官が厚生労働省に確認してくれました。
結果は当然OK。
5年の時間で様々問題が噴出したんでしょうね。
5年前は杓子定規のコンコンチキでoutだったのが,今は「大学等」に含めるらしいっす。
いろんなタイミングで全部一番最初のタイミングになって「コンコンチキ」のころの結果で当社は動いてました。
いやぁ,よかった。
僕が別の理由でかもしれないけど入試を受けて,「下から4番目」で入学した大学院を卒業すれば,厚生労働省が「後だしジャンケン」で出した変な学歴要件も関係なくなって,僕一代はとりあえず悩まなくても済むんです。
あ・・・。
死ぬ気で卒業しなきゃ。