近江商人発祥の地で2社もコンサルティング!!

滋賀県の近江八幡市の商工会議所様からお声掛けを頂き
近江八幡の会社2社を訪問してコンサルティングをさせて頂きました。
皆さんも、近江商人というのを聞かれたことがあると思いますが、
この滋賀県のいくつかの場所から巣立っていった近江商人が現在の
日本を代表する会社になっていたりします。
伊藤忠商事、丸紅、トーメン、高島屋、大丸、西武、日清紡、東洋紡、
日本生命、ヤンマーなどこれ以外にも多くの近江商人発祥の企業が
世界中で活躍しています。
特に五個荘はその中でも数多くの商人を排出しているのですが、
その背景に資源があまり豊かでない場所での教育に掛ける凄まじい情熱が
あったようです。
当時寺子屋は全国的にみると、天保期(1830~44)以降にその数が急増しています。
しかし、五個荘では寛永17年(1640)の梅廼舎(うめのや)をはじめ
早くから開校し、明治時代の学制施行まで存続しているという驚くべき事実があります。
しかも一校あたりの平均生徒数は全国60人・近江40人に対して
五個荘は110人ときわめて多い。同様に、女子の修学比率も全国値より圧倒的に高かったのです。
しかも算術普及率の高さは全国値21%に対して、五個荘では70%の寺子屋で算術の
授業をおこなっていたそうです。
近江商人が全国に広がったのには歴史を背景にした素晴らしい教育制度が
ちゃんと存在していたわけですね。
今の日本は、ある意味当時の資源に乏しい東近江の状況に似ているかもしれません。
これからの日本の舵取りは教育という概念が生き残る為には絶対必要で
あることをこの近江商人は教えてくれているような気がします。
そして近江商人と言えば「三方よし」の哲学ですね。
最近の不祥事が起こるたびにマスコミが取り上げるのですが、
現代社会で三方よしを実現することはそんなに難しくなって
しまったのでしょうか。
天秤棒をか担いで全国を行商した近江商人の原点をもう一度日本人は
学ぶべき時ではないでしょうか。
今回、そんな近江商人の発祥の地で2社もコンサルティングさせて頂けるのは
本当にうれしい限りです。
また近いうちに個人的に近江商人発祥の地を巡るたびに出掛けたいと
思います。
この辺りの詳しい話は近江商人博物館のホームページに詳しく書かれていますので
そちらをご参考ください。
近江商人博物館
http://www.biwa.ne.jp/~tenbinst/museum/index.html
近江商人の特徴(近江商人博物館のホームページより抜粋)
近江商人の基本は行商。そこから「近江の千両天秤」という諺も生まれました。
これには天秤棒一本あれば行商をして千両を稼ぎ財をなすとの商魂の逞しさと
共に、千両を稼いでも行商をやめず初心を忘れないで商売に励むという教訓も
込められています。
このように近江商人は歩いて販路を広げるなかで、商品についての需要と供給の
状況や地域による価格差などの情報を速やかに入手して商業活動をおこなったのです。それにより一定の販路を獲得し資本を貯えると、全国各地に出店・枝店と呼ばれる支店を積極的に開設しました。さらには江戸・日本橋、大阪・本町、京都・室町という三都にも進出するほどの豪商となって活躍したのです。


