
美濃加茂市商工会議所での講演会を終えた翌日の早朝に
中部国際空港から3度目の渡航となる上海へ飛び立ちました。
今回は現地にすでに5年前より現地事務所をおく成和コンサルティンググループの
税理士の渡辺次長や現地事務所の西澤氏とご一緒させて頂き、
上海を中心に岐阜県からの進出企業を現地でサポートしていらっしゃる
岐阜市に本社を置かれる十六銀行さんの駐在員事務所にお邪魔してきました。
最近の国内情報によるとサブプライムローン以降8割以上の
中国へ進出している日系企業が赤字に陥っているということを
聞いていたのですが、加工貿易国として世界の工場と化した中国と
加工貿易国として1位の座を譲り渡してしまった日本は、
どうやって今後ビジネスの最前線で付き合っていくべきかと言う事を
色々と勉強させて頂きました。
中国は今、正に「豊かさ」を求めて日々ものすごい勢いで止めることの
できない機関車を走らせています。
1説によれば中国は現在の人口を維持していくためには年率で8%は
GDPの成長を続けていかなければいけないということです。
以前、高度経済成長の時代の日本も恐らく同じように止められない
機関車を「豊かさ」とう名のもとに走らせていたのでしょう。
しかし現在の日本の市場飽和状態と少子高齢化による市場の減少は
国内のゼロ成長時代に優れた新製品の開発、海外市場への進出、
などという国家としての成長モデルが変わってしまい。
限界の来てしまった従来型の成長モデルに対して世界の中で
どんな役割をビジネスで担うのかを考えなければならない所に
来てしまっています。
特にトヨタなどの大企業に放浪させられる日本の製造系中小企業は
単純に人件費抑制を目的にした海外進出ではない成長の仕方が
求められていることを実感しました。
おそらくこれからの日本人が求めるべきは、「豊かさ」ではなく
「幸せ」なのかもしれません。
そして中小企業としてどんな局面でお客様や周りの社会を幸せにして
いけるのかを考えた役割を大きな視点で模索していかなければ
明日がないと言えるでしょう。
今日からは世界の工場と言われる中国最大の製品マーケットである
義鳥(いーう)市のメガトン級の商品博覧会場を見学に行きます。
既存の建物面積だけで東京ドームの5倍ほどある施設ですが、
ここは世界各国からバイヤーが商談に訪れる場所ですが、現在も
あらたに建物を増設中です。