上海、無錫のビジネス最前線トリップ!!

先週末からコンサルティング先の製造メーカーさんと
IT企業の社長と共に今時の中国ビジネスの可能性について
視察旅行に上海、無錫とお出かけしました。
企業戦略に係る守秘義務があって詳細な内容はあまりお話できないのが
残念ですが、今回は中国の製造メーカーや末端の大手外資系小売店、
流通市場などを回ってくる日程のかなりタイトなビジネストリップ
でした。
しかしこのタイミングで中国に行かせて頂けたことは経営コンサルタントと
してほんとうに素晴らしい経験となりました。
現在、年金制度までがグローバル経済の荒波にのみ込まれて
リーマンショックで日本人の年金運用に甚大なる支障をきたすほどの
グローバル経済の影響をもろに受けてしまう現在の日本では、
消費のマーケットの面でも閉塞感の上に閉鎖的で排他的な日本の市場と
比べて、世界の工場として機能し始めた中国のダイナミックさは
間違いなくこれからの「定点観測」市場であることを再認識しました。
最近システム系のIT企業の社長さんから聞いた話ですが、
以前は中国の人件費が安いということで日本から中国へ仕事が
出ていたのですが、最近では逆に中国から高度な技術を必要とする
仕事を中心に中国からの逆オーダーが増えてきている会社がではじめている
らしいとのこと。
毎年倒産が1万5千件に対して、廃業が25万件にも上る現在の
日本と言う国において、人口の減少は益々の企業間競争の激化、
企業存続の厳しさが現実味を帯びてくる時代になってきたのです。
できない理由ばかりを並びたてる経営者はさらに苦しい経営を
強いられることが明白になってきました。
まさに日本の企業にとって「自立」つまり下請け企業体質からの
脱却は今まさに急務になっているのです。
お客からの自立、銀行からの自立、従業員からの自立、株主からの自立と
中小企業の自立には大変なエネルギーが必要です。
今こそ中小企業は、決算書には見えない自社の企業価値を探し当てて
労働集約型のビジネスモデルから、知識型のビジネスモデルに転換する
必要があります。
とかく国内のマーケットばかりを見ていると、世界の中での
日本のポジショニングが見えなくなってしまいます。
これからはできれば毎月のようにアジアの各国を定点観測していけるように
努力をしたいと考えております。
ベトナム、タイ、フィリピン、韓国、インドネシア、シンガポール、
マレーシア、インド・・・
今まで日本は輸出で国内の経済を発展させてきました。
日本の内需がこれから少子高齢化で頭打ちになる状況下で、
アジアの国は単に製造拠点という位置づけだけでなく、
今や中小企業にもアジアンマーケットとしての観測が必要な時期に
来ているのではないでしょうか?!

