就職活動で内定が出ない理由【前編】

テーマ:転職・就職のアドバイス
2008/11/10
 平成20年卒の就職活動はシーズン真っ盛りですね。一昨年くらいから、就職情勢は「売り手市場」と言われ、多くの学生さんは有利に就活を展開しています。

 その一方で、内定がなかなか取れない学生さんの相談も結構受けましたが、そういった学生さんには共通点が幾つかありました。

 今回は、それを書く事で、就活の他山の石として頂ければと思います。

駄目な理由:基本中の基本がなっていない

 「面接の受け答え」「就活の外装」「エントリーシートの書き方」など、世の中に就活の基本中の基本は確実に存在します。

 これらは書籍やインターネットや学校の就職課の資料等で、簡単に調べる事ができるます。が、何故かそれをしない人がいます。

 これは、将棋のルールを知らないのに将棋をするのと一緒で、はっきり言って「問題外」です。
 当然、良い会社に成るほど、就活の基本だけではなく、応用も必要なんですが、それも基本が分っていてこそ出来る事です。何事も基本から!

 また、自分は基本が出来ているつもりでも、客観的に見て基本がなっていなくて、そのまま就活をしている人も結構おられます。
 面接でダメ出しをしてくれる親切な人事は居ません!知人・両親・就職課の人など、第三者の社会人の目からチェックして貰うことも必要でしょう。

駄目な理由:考えの無い応募動機

 面接で応募動機を聞かれて、
「今まで大学で学んだ事を活かせる仕事だと思ったから」
と答える方が結構います。

 そこで、
「そもそも、何故その分野に進みたいと思ったんですか」

「10・20年の長期的視点で、ご自身はどういう仕事をやっていきたいのですか」
 と聞くと、答えられない学生さんも結構多いですね。

 企業採用の場合は「仕事への意欲」を重視して見る訳ですが、「取り敢えず」的で、直ぐに詰まってしまう様な応募動機では、はっきりいって内定が出る筈がありません。
 というより、そんな応募動機もちゃんと出てこない様な状態で、就活する事自体が無意味です。

 先ず、自分がどう考えて今の進路を選んで、卒業まで学んだ中で、どういう方向性で「一生の仕事」を行っていくのかを、徹底的に考えてみましょう。
 それだけで、自然に芯の通った、仕事への意欲を感じさせる応募動機になりますよ。

 文章が長くなってきましたので、就活で内定が出ない理由後編は次回に続きます。

就活で内定が出ない理由【後編】

テーマ:転職・就職のアドバイス
2008/11/09
今回は前回からの続きで、就職活動で内定が出ない理由の後編です。

駄目な理由:やる気が感じられない

 企業が面接で判断する要素で、最も重要視をする部分が「やる気」。つまり、採用して会社に入ってから、与えられた仕事が困難なものであったとしても、常に前向きに取り組める意欲を持っているかどうかです。

 また、近頃は日本企業も実力主義に変わったと言われていますが、実は組織の人間関係を大事にしながら、和をもって仕事を進める企業スタイルは、多くの企業で変わっていません。
 よって、仕事の処理能力は普通でも、常に前向きな姿勢な人は評価が高く、逆に仕事が出来ても組織で人間関係が上手く取れない人の評価は低い事という現象も、よくある事です。

 という事ですので、面接では「この人は、ウチで弱音を吐かず前向きに、且つ、組織の人間関係を良好に進められるか」という視点で貴方を見ている訳です。

 そんな中で面接で落とされてしまう人は、本人にやる気があっても、それが外面に見えない為に、「やる気が無い」と判断されてしまう人です。

 このパターンの人は、自身が控えめな性格である事を自覚しながらも、どうして良いのか分らず、面接を受けては落され、それで自信が無くなった状態で、また面接を受けては落され、もっと自信が無くなって…、という風に、どんどん自信喪失状態が酷くなる悪循環で、本来は通る面接も通らなくなってしまう事が多々あるように思います。

 もし、控えめな性格で面接落ちが続いている人は、一旦、考えをリセットをする事が大事。
 まず、面接で熱意をアピールする事は「やたらと明るく喋り捲る事」であると思い、自分には無理だと諦めている人もあるようですが、熱意をアピールする事はそうではありません。
 自分の仕事へかける思いの全てを、しっかりと誠実に相手に伝える事が大切なんです。

 この辺りを、どうやって相手に誠実に話すかは、文章では表現し難い部分があります。
 やはり、一番良いのは実戦!身近な社会人に模擬面接をして貰い、そこで自分なりに仕事への思いを色々なパターンで話してみて、練習相手にどの話し方にやる気を感じられたかを言ってもらい、これを繰り返す事でやる気が外に表れる話し方の感触を掴む事が一番だと思います。

 平成20年卒の就職戦線も佳境を過ぎようとしています。学生の皆さん、悔いのない就職活動になるよう、頑張って下さい。

不景気による雇用環境の変化とは

テーマ:転職・就職のアドバイス
2008/11/08

ここ最近の過度な株価の下落&円安進行。日本の企業の減収減益が顕著になり、実体経済への影響は避けられないと言われています。

特に雇用環境では、バブル崩壊後の「就職氷河期再来」が心配されています。残念ながら、平成21年卒以降の就職戦線は厳しくなる事は避けられません。
では不景気になると、就職傾向はどうなってしまうのでしょうか。

※大企業・公務員は狭き門へ
不景気とはいえ、団塊世代の退職は避けられない事実であり、新卒採用が止まってしまう事はありません。
が、当然、採用枠は減少。同時に不景気局面になると、大企業・公務員など「安定方向」の就職ニーズが高まります。

つまり、採用は減るのに、希望者は増える形になり、大企業・公務員は今よりも更に狭き門になるでしょう。

大企業への就職は、書類段階で学部学歴だけで足切りされる事も多く、就職活動の努力だけでは、覆せない要素も増えてくるでしょう。

※中小企業でも面接落ちは当たり前

 実際として、多くの求職者が応募対象となるのが、地元の中小企業になります。

 こちらは学部学卒で足切り等も少なく、1次面接・2次面接まで進める事もあるでしょう。
しかし、採用倍率は上がりますから、ここ2・3年の簡単に内定が取れた状況は一変して、面接を受けても受けても内定が出ない、という状況に陥る事が考えられます。

就職活動を人並みに頑張っても、到底追い付けないものと考え、人並以上に書籍・ネットで就職活動の基本を勉強して、実践。
そして人よりも多くの会社を受ける事です。10社程度の面接落ちで、落ち込んでいる暇はありません!

生年月日が1・2年違うだけで、大きく就職事情が変わるのは不運。
そう嘆いて行動停止をしたら、本当に御終いになるのが、大不況の就職です。

常に前を見て就活をしていきましょう。